スイスチーズ。私はこう食べる!メイン料理の後のチーズは別腹
スイスの誇るチーズ。
村ごとに違う種類のチーズがあるくらい、いろいろなチーズがあります。
スイスでは年間ひとり当たり21キロ食べます。
おつまみに
Apéro / アペロというのは、食前酒のことです。
食事の前に、軽くつまみながら飲むことですが、そんな時にでてくるのが、チーズやサラミなどの盛り合わせです。
- グリュイエールチーズやエメンタールチーズ、その地方の名産チーズ
- グリゾン州やヴァレー州の名産の燻製の牛肉のスライス
- サラミ
- ガーキンや小さな玉ねぎのピクルス
こういったものをつまみに、スイスの白ワインを飲みます。
主食として
チーズフォンデュ
鍋の中のとろけたチーズにパンをつけて食べます。
主に、グリュイエールチーズやヴァシュランチーズを使います。
チーズフォンデュは、日本でもすっかりお馴染みになりました。
フォンデュレストランもありますし、インスタントのチーズフォンデュもデパートで買えます。
日本の友だちが、フォンデュを自宅で作るときに、エビやお肉をチーズにつけて食べると聞いて、スイス人の夫がビックリしたことがあります。
スイスでは、たまに、トマト味やトリュフ入りのフォンデュといったバージョンを見かけたことがありますが、ほとんどは、シンプルなものです。
ラクレット
ゆでたジャガイモにとろけたチーズをかけて食べます。
ヴァレー州のラクレットチーズを使います。
デザート
フランスのレストランに行くと、チーズはメイン料理の後に食べる習慣があります。
メインの料理を食べた後に、「チーズやデザートはいかがですか?」と尋ねられます。
両方食べても食べなくても良いし、どちらか一方食べても良いのです。
スイスでは、チーズをメイン料理の後に食べる習慣はありません。
私の場合
チーズを前菜 / おつまみで食べると、私はお腹がいっぱいになってしまい、後のメイン料理が美味しく食べられなくなります。
そこで、私は、フランス方式を取り入れて、チーズを最後に食べるようにしています。
お腹いっぱいの時も、デザートは別腹で食べれますよね。
食事の最後に、ゆっくり味わうチーズは格別です。
私のチーズベスト3
スイス人の夫は、チーズとチョコは、スイスが世界一とかたく信じているので、スイス国内にいる間は、外国製のチーズは食卓にあがりません。
よって、ベスト3もスイスチーズのみです!
1. Armailli / アルマイ
グリュイエール地方で、グルイエールチーズと同じ牛乳を使って作られます。
グリュイエールチーズより少しやわらかい、セミハードタイプで、弾力があります。
2. Gruyère / グリュイエール
スイスで最もポピュラーなチーズのひとつです。
ハードタイプのチーズで、熟成度によって味に変化や深みが出てきます。
チーズフォンデュなど料理にもよく使われます。
ちなみに夫の殿堂入りベスト1です。
3. Ementale / エメンタール
トムとジェリーのアニメにもよく出てくる穴があいたチーズです。
ハードタイプで、ナッツのようなコクがあります。
最後に
日本の友だちに、チーズは石けんみたいで苦手、と言われたことがあります。
チーズがあまり好きでない人には、イタリアのモッツアレラチーズやフランスのカマンベールなど、ソフトなタイプのものがおすすめです。
スイスだと、私たち家族の住むヴォー州のTomme Vaudoise / トム・ヴォードワズです。
匂いも強くないので食べやすいですよ。