毎年7月1日山開きの江古田富士に登りました
富士山に登るのは、私の夢です。
新幹線のなかった時代、富士山に登りたいと思った江戸庶民は、近くに富士塚を作って登りました。
富士山に登ったのと同じご利益があるそうなので、行ってきました。
憧れの富士山
昨年5月、河口湖の観光名所、忠霊塔からの富士山を眺めてきました。
ガイドブックにも、よく写真が載っていて、外国人にも大人気のスポットです。
本当に美しいですね。
世界遺産に選ばれてから、ますます世界中からの登山客が増えています。
私と夫も一度は登りたいと思っています。
江戸時代には、富士信仰が盛んで、各地にミニチュアの富士山=富士塚が作られました。
私も、遠くから富士山を愛した、江戸っ子たちに倣って江古田富士を登ってきました。
江古田の富士塚
江古田の浅間神社 (せんげんじんじゃ) の境内に富士塚があります。
通称、江古田富士と呼ばれています。
高さ8m、直径30mあり、富士塚の中でも大きなもので、国の重要有形民俗文化財に指定されています。
西武池袋線江古田駅すぐそばでとても便利な場所 です。
江古田富士に登れるのは年に3回
江古田富士に登山が許されるのは、正月三が日、7月1日の山開き、9月第二土日の例大祭の3回のみです。
私は、7月1日の山開きの日に登りました。
富士塚に登れるのは、9時から15時ごろ、と看板がありました。
江古田富士登山
小さな神社の境内は、駅のすぐそばとは思えない静かな雰囲気です。
参拝して登山開始です。
1合目です。
でこぼこした山肌。富士山の溶岩を固めたものです。何人も登山客がいました。
小さな石柱に五合目と書いてあります。半分まで来ました。
山頂にはお社があります。いつか富士山に登れますように、とお祈りしました。
山道には、迷わないように矢印が立ててあり、道の途中には係の方がいて、案内もしてくださいます。
途中には、小さな滝や、石像、お社があり、小さいながらも変化のある登山道です。
富士山に登ったのと同じご利益を頂いて、江古田富士を後にしました。
江古田浅間神社
練馬区小竹町1-59-2
西武池袋線江古田駅すぐそば
五合目からの富士山
富士山の五合目まで、バスで行き、間近に富士を眺めました。
遠くから見るより、険しい表情の富士山です。
今度戻ってくるときは、登るときです。