生きづらい毎日から解放してくれる四つの約束
毎日、楽しくて充実していますか?
心が平穏で幸せですか?
だったら、もうこの記事を読む必要はありません。
四つの約束を必要なのは、
人に気を使いまくり、
何気なく言われた言葉に傷つき、
言いたいことも言えず、
そしてそんな自分がイヤでイヤで仕方なく、
苦しい思いを抱えているあなた。
四つの約束
ドン・ミゲルルイス著の本です。
生きづらく苦しんでいた数年前の私は、心を支える言葉が欲しくて、ネットをうろうろ検索していたときに見つけました。
1997年にアメリカで発売されたベストセラーです。
自分で自分を苦しめている状況から自由になり、幸せになるための四つの約束を提案したものです。
シンプルで力強い四つの約束です。
1. 正しく言葉を使う
- 誠実に話す
- 正直に話す
- 自分で自分を否定したり、他人の悪口を言わない
- 真実と愛のために言葉を使う
2. 何事も個人的にとらえない
- 他人が何をするにしても、それは自分のせいではない
- 他人が何を言ってもどんな行動をしても、それは彼らの思い込みや彼らの住むフィクション(架空の世界)によるもの
- 他人の言うことや行動にとらわれなくなれば、ムダに思いわずらうことがなくなる
3. 思い込みをしない
- わからないときは質問し、自分が望むことを伝える勇気をもつ
- 誤解や落胆や騒ぎを招かないように、他人ときちんとコミュニケーションをとる
- この3つめの約束を守るだけでも人生は変わる
4. 常にベストをつくす
- ベストといっても体調や状況によって自分のベストの質が変わるのは当然
- どんな状況でも自分のベストを尽くしていれば、自分を否定したり後悔することはない
(原文から四つの約束部分のみ抜粋して和訳)
自分の作り上げた世界で苦しむ自分
ネットで、この四つの約束を見つけたときの衝撃は忘れられません。
生きづらかったのは、誰のせいでもなく、自分で自分を苦しめていたことがわかったからです。
過去の失敗にこだわって、後悔して、自分の足らないところを責め続けて、否定してきたのは、自分自身。
上司に間違いを指摘されたのは事実だけれど、それで「嫌われた」と思うのは、私が作り上げたフィクションの世界。
体がきつくて、家事がつらいとき、家族が手伝ってくれなくて腹がたったけれど、自分が黙っていたから、家族にはわからなかっただけ。
家族だったらわかるはず、なんて自分の思い込みです。言葉にしなければ伝わりません。
他人が私に勝手なイメージを持ったとしても、それはその人の思い込みです。
そして私自身も、私の思い込みでこの世界を見ているんです。
親の教育や社会の目に見えない圧力の中で、私はいつの間にか、自己否定の世界を作りあげていました。
四つの約束を知って、私は、他人の目や他人の判断から自由になり、自分を苦しめることをやめて、毎日自分のベストを尽くすことにしました。
他人は他人の思い込みの世界で生きているんだ、ってわかってみると、生きることが楽になり、今は、人生で最高に自分が好きで幸せです。
苦しんでいるのは私やあなただけじゃない
この本は、アメリカで1997年に発売され、800万部以上売れ、世界中の言語に翻訳されて売れ続けています。
苦しんでいるのは私やあなただけではなく、世界中の人々も同じように苦しんでいる、ということです。
一度、ゆっくり自分自身に問いかけてみてください。
あなたは、あなた自身の思い込みの世界を作ってその中で苦しんでいるのではありませんか?
118ページの短い本です。
私はオリジナルの四つの約束の部分だけ抜粋して和訳しました。