栄養管理はこれひとつ!10食品群チェッカー
毎日、バランスの良い食事をするのは、難しいですね。
外食が多い場合や一人暮らしだと、栄養が偏りがちです。
栄養士でもなければ、たくさんの食品の栄養素も分からないし、ついつい、自分の好きな物だけを食べていたりします。
時間や手間をかけずに、バランスの良い食事をとりたい人のために、だれでも使える簡単なアプリをご紹介します。
10食品群で低栄養を防ぐ
10食品群とは
毎日の食事で、必要な栄養素をとるための食品群が10種類あります。
食品群は、以下の10種類です。
- 肉類
- 魚介類
- 卵・卵製品
- 牛乳・乳製品
- 大豆・大豆製品
- 海藻類
- いも類
- 果物
- 油脂類
- 緑黄色野菜
低栄養の危険性
私が、この10食品群を知ったのは、NHKのガッテンの2017年5月24日放送の『筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP』をみたときです。
この番組内では、70歳以上の30%が、たんぱく質不足による低栄養状態になっていることが問題になっていました。
低栄養になると、
- 心筋梗塞
- 肺炎
- 寝たきり
の危険が高くなるそうです。
低栄養を防ぐカギ
低栄養状態を防ぐ、カギとなる栄養素は、たんぱく質です。
10食品群のうち、1~5までの食品群でとることができます。
たんぱく質は、血管や筋肉の元となり、免疫力を高める重要な栄養素です。
中でも、肉が一番効率よくたんぱく質が取れるそうです。
10食品群チェッカー
番組をみて感銘を受けたYuuWoods代表の森田氏が作ったのが、10食品群チェッカーという無料アプリです。
広告は入りますが、使用する際に気になるほどではありません。
とてもシンプルにできていて、だれにでも簡単に使えるようになっています。
1日ごとの画面
上のスクリーンショットのように、10食品群がイラストであらわされているので、とても分かりやすいですね。
その日食べた食品のイラストをタップすると、四角い枠が緑色になり、イラストがカラーになります。
一日に、7個の食品に〇がつけば合格です。
上のスクリーンショットでは、6/24には、肉と魚と牛乳が食べてないことがわかりますね。
右下の一覧 (ピンクの丸の部分) をクリックしてみます。
週間の画面
一覧をクリックすると、上のように、1週間単位で、自分の食事でどんな食品が不足しているのか、一目で見ることができます。
魚をもう少し食べたほうが良さそうですね。
右上のグラフ (ピンクの丸の部分)をクリックしてみましょう。
グラフで食事の状態をチェック
棒グラフと折れ線グラフで、10食品群を何パーセント取れているのか、わかります。
肉、魚などたんぱく質が、少し足りないですね。
10食品群チェッカー:毎日の簡易な栄養チェックアプリ
Yukihiro Morita無料posted withアプリーチ
10食品群チェックシート
アプリは使い慣れない方であれば、10食品群チェックシートをプリントアウトして、手書きで〇をつけることもできます。
下記のガッテンの番組のサイトをクリックして、番組内容を印刷するをクリックすると、出てきます。
筋肉!血管!免疫!あの栄養素で体ごと強くなるSP - NHK ガッテン!
我が家の場合
私は、最初、印刷したチェックシートを使っていました。
アプリが出たことを知って、夫と娘のスマホにもダウンロードしてもらいました。
夫は、長期の出張が多く、外食ばかりになってしまうので、バランスを意識するためにこのアプリが使えるかな、と考えました。
肉好きの夫ですが、外食で昼、夜の2回肉料理を食べると、調理に使う油脂とあわせて、カロリーオーバーになるので、肉は一日に1回にするよう気をつけています。
また、娘は、この夏休みに、海外でアルバイトをしながら、一人暮らしをしています。
インスタント食品ばかりにならないよう、アプリで、自分の食事に気を配るきっかけになればと思います。
まとめ
高齢の方は、食事があっさりしたものになりがちなので、たんぱく質が不足して、低栄養になるのですが、若い人でもダイエットや偏った食事で低栄養になることがあります。
低栄養かどうかは、健康診断の血液検査で、アルブミン値という項目があれば、確かめることができます。
私は、番組をみて、過去の健康診断の結果を見直したのですが、何度か、4.0g/dLという基準値を下回っていました。
低栄養状態だったということです。
3年前に筋トレをはじめるまで、肉類をあまり食べなかったことと、食事制限でダイエットをしていたのが原因です。
年齢にかかわらず、毎日の食事を少し気をつけることが、健康に暮らす基本です。
自分のやり易い方法を見つけてみませんか。