ローザンヌに来たら駅のベジタリアンレストランのフォンダンショコラは絶対食べてほしい
ローザンヌの駅についたら、駅を背にして駅の建物内の左手にあるのが、ベジタリアンレストランTibits(ティビッツ)です。
セルフサービス
店内には、温かいおかず、サラダ、デザートが、並べられていて、セルフサービスでとるようになっています。
スイスだけでなく、イタリア、インド、アジアなどの国々の料理があります。
日本だと、こういうスタイルのときは、食べ放題であることが多いのですが、スイスのセルフサービスは、Buffet(ビュッフェ)と呼ばれ、食べ放題ではありません。
自分のお皿に好きな分量をとって、レジで重さをはかってもらって支払うシステムです。たくさんお皿にとれば、その分重くなるので、料金も高くなります。
うっかり、山盛りにしちゃうと大変なことに(笑)!
歴史あるレストラン
1916年にできたレストランは、Buffet de la Gare(ビュッフェ・ド・ラ・ガール)という名前でした。
Buffet(ビュッフェ)というのは、食器をしまう家具という意味もありますが、この場合は、駅のカフェ・レストランという意味です。
長い歴史あるレストランでしたが、2016年に閉店し、昨年末に、ベジタリアンレストランTibits(ティビッツ)がオープンしました。
レストランの内装は、1916年当時のものをできるだけ残し、アールヌーボースタイルです。
天井が2階層分あり、非常に高いので、とてもひろびろとした空間です。
スイスでは、古い建物は、できるだけ元の姿を残すように改築します。
このレストランも、古い内装を残したことで、昔のレストランからの歴史が引き継がれ、以前のレストランの客もなつかしく、やって来るのです。
壁には、首都ベルン、ジュネーブ、モントルー、フリブール、ニューシャテル、ツェルマットのスイスの6つの有名な観光地ごとの6枚の絵が飾られています。
これらの絵もやはり、1916年当時のものです。
古いものと現代のデザインがとけあって、とても良い雰囲気のレストランです。
メニューの種類が豊富
並べられたプレートは、種類が多く、フルーツやサラダ、暖かいカレー、イタリアンフード、スープ、デザート、と目うつりします。
特に印象に残ったのは、さつまいものタイスープとインド風カレーでした。どちらも、ほどよくスパイスが効いて、あとをひく美味しさでした。
朝ごはん用のプレートも、充実しています。
一日中、スイス発祥のヘルシーな朝ごはん、ミューズリーも、食べることができますよ。
ミューズリーについては、朝ごはんは、スイス生まれのヘルシーなミューズリー - 健康おたくのスイス生活の記事にレシピもあわせてご紹介しています。おうちでも作れますよ!
絶対食べてほしいフォンダンショコラ
Fondant au chocolat(フォンダン・オ・ショコラ)。
日本では、フォンダンショコラと呼ばれています。
フォンダンは、とける、という意味。温かいチョコレートケーキの中から、とろけるチョコレートがとろりと出てくる絶品デザートです。
温かいカスタードソースをかけて食べると、濃厚なチョコレートの味と、甘いカスタードがからまって、口の中がしあわせでいっぱいになります。
このレストランのフォンダンショコラは、甘すぎず、チョコレートとカスタードソースのバランスが良くて、絶対に味わってほしいデザートです。
カスタードソースは、多めがおススメです!
レストランのスタッフは、とてもフレンドリーで親切です。
私が、スープも重さで料金が変わるのだと勘違いしていて、器に半分しか入れてなかったのをみて、『スープは1杯単位の料金だから、器いっぱいに入れたほうが良いですよ!』と、声をかけてくれました。
レストランの入り口には、テラス席もあります。
ベジタリアンレストランTibits
Place de la Gare 11
1003 Lausanne
Tel:032 531 38 88
営業時間
月曜-金曜/06:00~23:00
土曜/07:00~00:00
日曜/08:00~23:00