チケット無しでも楽しめるモントルージャズフェスティバル!
スイスの小さな宝石のような町、モントルーで、恒例のモントルージャズフェスティバルがはじまりました。
今年は、お目当てのアーティストのチケットが取れなかったのですが、猛暑を逃れてモントルーで一日リゾートをしてきました。
モントルージャズフェスティバル
モントルージャズフェスティバルについては、以前にスイスのリゾート地モントルー - 健康おたくのスイス生活の記事の中でも書いていますが、今年53回目となる、歴史ある夏フェスです。
今年は、スティングのコンサートを皮切りに6月28日に始まりました。
2020年に引退宣言をしているエルトン・ジョンのコンサートなど、7月13日まで、2週間にわたってモントルーの町が音楽でいっぱいになります。
ジャズフェスティバルと言いながら、ロックやポップなど、世界中の多様なアーティストがやってくるフェスティバルです。
スイスのリゾート、モントルー
モントルーは小さな町ですが、リゾートとしての歴史が長いので、いつ行っても心地よく過ごせます。
特におすすめなのは、整備された湖畔の道沿いにある花壇の花々が香る、春から秋のはじめ。
散策をして、湖を眺めながらテラスで食事やお茶をするのは、心が癒されるひと時です。
今回、私がモントルーに行った日は、スイスは39度を超した地域もあったほどの猛暑日でした。
でも、多くの木が植えられている湖畔の道は、木陰が多くて過ごしやすかったですよ。
フェスティバル期間限定の楽しみ
お目当てのアーティストのチケットが取れなかった、とか、特にみたいコンサートがない、という場合でも楽しめちゃうのが、モントルージャズフェスティバルです。
フェスティバル期間中は、湖沿いにたくさんの屋台がずらりと並びます。ピンクのテントがドリンク専門です。屋台は、昼12時から翌朝の4時まで開いています。
一晩中楽しめますね!
そして、湖沿いには、特設のテーブル席がずらりと設置されています。このテーブルで食事をするのが私の毎年の楽しみです。
ランチなら、テーブルは、木陰かパラソルがあるところを選びましょう。涼しく、気持ちよく食事ができます。
湖を渡ってくる涼しい風、波の音、遠くにアルプスの山々を眺められるフェスティバル期間限定の特等席です。
おすすめの屋台
肉好きのためのアルゼンチンバーベキュー
大きな豚のあばら肉がこんなにたくさん!じゅうじゅう音をたてていました。
上の写真は、いろいろな種類の盛り合わせ (dégustation / 味見)です。
アルゼンチンの牛肉のロースト、ソーセージ、豚ロース、豚のあばら肉と、フライドポテト、サラダの盛り合わせ2人分で40フラン (およそ4400円)。
今年で3回目。お気に入りです。
スイーツ
アイスクリームやクレープ、ベルギーワッフルが定番なのですが、今回は少し違う物にしてみました。
左は、
ローザンヌに来たら駅のベジタリアンレストランのフォンダンショコラは絶対食べてほしい - 健康おたくのスイス生活
の記事で紹介したベジタリアンレストランTitbit (ティットビット)の屋台のさつまいものフレンチフライ。7フラン(およそ770円)。
シンプルな塩味にさつまいも本来の甘味。ケチャップ、カクテルソース、チリソースの3種類のソースもよく合います。
右は、Couquette (シュケット)というフランスのお菓子。シュークリームの皮に砂糖とプラリネ (赤い色のつぶ) がまぶしてある素朴なお菓子です。6個入りで6フラン (およそ660円)。
無料コンサート
湖畔の何か所に設置された大小のステージで、無料のコンサートも開かれています。
屋台で買った食べ物や飲み物片手に、ぶらぶら音楽を聴いてまわるのも楽しいですよ。
ジュネーブ空港でモントルージャズフェスティバルを味わう
ジュネーブ空港内に、モントルージャズカフェ(上の写真) があります。
自慢のハンバーガーなどをフェスティバルの雰囲気の中で味わえます。
カフェのお隣には、フェスティバルのグッズのショップもあります。
最後に
モントルーは、ジュネーブから国鉄で1時間です。
少し足をのばして、バスで15分のシオン城観光もできます。
フェスティバルでは、チケットがまだ残っているコンサートもたくさんあります。もし、気になるアーティストがいたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
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