フレディ・マーキュリーも愛したスイスのリゾート地モントルー
モントルーは、スイスの湖畔の美しいリゾートです。
数々の有名人に愛され、多くの観光客の訪れるレマン湖の小さな宝石をご案内します。
ボヘミアンラプソディー
今年のアカデミー賞の主演男優賞は、『ボヘミアン・ラプソディー』で、ロックバンド、クイーンのフレディ・マーキュリーを演じた、ラミ・マレックでした。
実は、フレディ・マーキュリーは、生前、モントルーに、マンションとレコーディングスタジオをもっていました。
モントルーのPlace de Marché (プラス・ド・マルシェ / 市場広場) のフレディ・マーキュリーの記念の銅像を見に、たくさんのファンや観光客がやってきます。
最後のアルバムである、『Made in Heaven』の中の’A Winter's Tale’という曲は、モントルーを歌った作品です。
湖沿いの散歩を楽しむ
フレディ・マーキュリーが愛した、モントルーは、私たち家族が住んでいるヴォー州の中にあり、レマン湖の東端の、昔からのリゾート地として有名です。
山側にあるモントルーの国鉄駅から、湖のほうにおりていくと、老舗のホテルや高級ブランドの店、レストランのある、メインの通りがあります。
そこから湖にでると、遊歩道を、たくさんの人々が散策しています。
遊歩道沿いには、カフェやレストランがあり、レマン湖や、対岸のフランス領のアルプスの山々をながめながら、テラスで食事やお茶を楽しめます。
遊歩道には、アート作品や季節の花でいっぱいの花壇があり、目を楽しませてくれます。
アイスクリームやクレープ、ホットドッグなどを食べながら、歩いているひともたくさんいます。
お子様連れのファミリーに、人気なのは、ミニトレインです。
5フラン(日本円でおよそ550円)で、遊歩道ツアー(20分)を楽しむことができます。
モントルーは、山と湖にはさまれているので、山のほうから湖にむけて飛ぶパラグライダーを、たくさん見ることができます。
ちょっと、空を見上げてみてくださいね。
モントルージャズフェスティバル
夏は、スイス各地で、夏フェスが開催されますが、中でも、有名なのは、モントルージャズフェスティバルです。
1967年から、毎年開催されている、世界有数の音楽フェスティバルです。
会場エリアは、湖沿いにあり、モントルー国鉄駅から、徒歩5分~10分で着くので、とても便利です。
ジャズフェスティバルといっても、ジャズだけではなくて、ロックやレゲエなど、広いジャンルの、ミュージシャンのコンサートを、楽しむことができます。
ジャズフェスティバルの開催中は、世界各国の料理の、フードトラックや屋台が、たくさん並びます。
無料のコンサートやイベントも、いろいろ開催されます。
コンサートに行かなくても、お天気の良い日に、ふらりと出かけて、どこからか聞こえてくる音楽と、湖の景色をたのしみながら、美味しいものを食べるのは、我が家の夏の恒例のイベントです。
今年、2019年は、2021年に引退を予定している、エルトン・ジョンが、モントルージャズフェスティバルに出演することが、発表されたので、とても楽しみです。
ほかの出演ミュージシャンなど、くわしいプログラムの発表は、4月中旬なので、待ち遠しいです。
今年は、東京で、モントルージャズフェスティバル・ジャパンが、10/12(土)~10/14(月・祝日)に開催されるとのこと、こちらも楽しみですね。
モントルージャズフェスティバル開催期間:2019年6/29~7/15
モントルージャズフェスティバル公式ページ
シヨン城
モントルーから、車やバスで、15分。観光名所として有名なシヨン城もあります。
シヨン城までは、およそ4㎞なので、遊歩道にそって、景色を楽しみながら、ゆっくり歩いていけば、だいたい1時間ほどです。
途中に、カフェやレストランもありますから、休憩しながら歩くのも、のんびりして、とても良いですよ。
モントルーから、船で20分で、シヨン城まで行くこともできます。
シヨン城は、イギリスの詩人バイロンが、『シヨンの囚人』という作品を書いたことが、きっかけで、有名になりました。
作品は、16世紀に、ジュネーブの修道院長だったボニヴァールが、4年間、シヨン城の地下牢で、くさりにつながれていた実話をもとにしたものです。
「重機のない時代に、よくこんな立派なお城をたてたものだなあ」、と思ってみたり、お城の中の地下牢を見学しながら、歴史に思いをはせたりします。
何度おとずれても美しい、スイスのリゾート、モントルーとその近郊のシヨン城。
ジュネーブからは、国鉄でおよそ1時間
ローザンヌからは、およそ20分
日帰り観光もできますし、モントルーの由緒あるホテルに泊まって、近郊に足をのばすこともできます。
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