【スイスの夏フェス】パレオフェスティバルのプログラム発表!
夏、といえば夏フェス!
最近、日本各地で、たくさんの夏フェスが盛り上がっていますね。
昨年、2018年は、幕張メッセのサマーソニックに、夫と娘と3人で行きました。
back numberさん、とっても良かったです。
Shawn Mendes(ショーン・メンデス)さんも、ステキでした。
スイスも、各地でいろいろな夏フェスがおこなわれます。
ロック、クラシック、ジャズといった様々なジャンルの音楽のフェスティバル。
演劇や芸術のフェスティバル、映画祭、テニス、花火大会・・・。
数えきれないくらいある中で、スイス有数のロックフェスティバル、パレオフェスティバルをご紹介します。
Paléo Festival / パレオフェスティバル
3月25日月曜日に、パレオフェスティバルのプログラムが、発表されました。
パレオフェスティバルは、今年、44回めをむかえる、スイス有数のロックのフェスティバルです。
6日間の観客は、23万人、コンサート数は200を超えます。
ロック、ポップ、ラップや各国の民族音楽など幅広いジャンルのミュージシャンが出演します。
日本の太鼓芸能集団の鼓童も、出演されたことがあります。
今年の出演者は
ザ・キュアー:40周年をむかえるイギリスのロックバンド
ラナ・デル・レイ:アメリカ ボーントウダイが大ヒット
シャーロット・ゲンズプール:フランス 女優/歌手
ジェーン・バーキン:イギリス 女優/歌手
パトリック・ブリュエル:フランス 俳優/歌手
ステファン・イーチャー:スイス
ほかラップのミュージシャンなど多数!
フランス語圏で、大人気の、スイス人お笑いコンビの公演もあります。
チケット
ワンデイチケット: 大人73フラン(日本円およそ8,000円)
6日フリーパス:大人365フラン(日本円およそ40,000円)
チケット発売は、4/3(水)の正午からです。
プログラムの発表から、チケット発売日まで、1週間あるので、みんな、どの日に行くか、頭を悩ませます。
当日は、パソコンの前、あるいは、スマホをにぎりしめて、待機です。
ただ、今回、新しいタイプのチケットが、事前に、販売されたのです。
それは、昨年のクリスマスのこと、数量限定で、特別チケット(99フラン/日本円でおよそ10,000円)が販売されたのです。
通常のワンデイチケットは、プログラム発表後に、日付指定して買います。
この特別チケットは、日付指定しないまま、買うことができて、プログラム発表後に、出演アーティストをゆっくりチェックして、4/3までに日付指定すれば良いんです。
パソコンの前で、チケット売り場がひらく瞬間をまつ必要がないんです!
少し値段が高かったのですが、運よく、その特別チケットを買うことができました。
今年、私の夫は、チケット発売日に会社を休まなくてよくなりました。毎年休んでたんです(笑)
前売り券が買えなくてもだいじょうぶ。
当日券は、1000枚限定ですが、当日の9時から買うことができます。
グルメ
フェスティバルの楽しみのひとつは、食べ物ですね。
広大な会場内には、各国料理のテントがずらりと並びます。
見て歩くだけで、足が棒になるほどです。
パレオフェスティバルには、毎年、テーマ料理があります。
テーマに選ばれた料理のフードトラックや屋台が、特別な一角に集められるので、まずは、そこにいってみるのも良いでしょう。
去年は、スペイン・ポルトガル料理でしたが、今年は、カナダのケベックが選ばれました。
カナダのケベックの料理ってどんな感じなんでしょうね。
今から楽しみです。
宿泊
6日フリーパスがある、ということで、パレオフェスティバルの会場のそばには、臨時の宿泊施設がつくられます。
- フリーキャンプサイト:自分でテントをもってきて泊まる無料のエリア
- キャンパーバン:キャンピングカー用の有料エリア
- キャンピングパラス:2人用のかわいい小屋や、8人用の大きな部屋などの有料エリア
パレオフェスティバルの必需品
スニーカー
畑の上に、会場が作られているので、地面がでこぼこしています。
革靴やハイヒールで歩くのはつらいでしょう。
歩きやすき靴、ハイキングシューズや登山靴でも良いかもしれません。
土ぼこりで靴が汚れます。
雨がふれば、地面はどろどろになります。
長靴で来ているひともいます。
暑さと寒さ対策
一部の小さなステージ以外は、すべて屋外になるので、日中は、暑いです。
帽子や日傘、日焼け止めクリームをお忘れなく。
日本ほど、湿度が高くないので、過ごしやすいです。
夕方、日が暮れると、温度が下がるので、薄手の上着は、あったほうが良いです。
雨具
雨やどりする場所は限られています。
夕立もよく降るので、カサやレインコートは、必需品です。
会場内に販売しているところもあります。
飲み物
会場内に、無料のウオータークーラーが、あちこちに設置してあるので、もっていかなくてだいじょうぶです。
ほかの飲み物は有料です。
交通
パレオフェスティバルは、ジュネーブとローザンヌという、スイスのフランス語圏の2大都市の、まんなかに位置する二ヨン(Nyon)という町の郊外で開催されます。
ジュネーブからも、ローザンヌからも、通常なら、車で約30分です。
巨大な屋外の臨時駐車場が、会場近くにつくられ、駐車場と会場は、無料シャトルバスで移動することができます。
ただ、コンサートが終わったあとは、観客がいっせいに帰るため、ものすごい車の列ができて、駐車場をでるまでに、1時間待つことはざらです。
雨がふると、駐車場は、舗装されていないので、土の地面が、どろどろのぬかるみになって、大変です。
ぬかるみになった駐車場に、車をとめて、コンサートが終わって帰ろうとしたら、乾いてかたまった地面に、タイヤがはまり込んでいて動かず、レッカー車をよんで、引っぱりだしてもらった、という笑い話みたいなこともあったんですよ。
私たち家族は、いつも車を、二ヨンの国鉄駅のそばの、有料駐車場に止めています。
そこからNStCMという私鉄(フェスティバル期間中無料)に乗って、サンセルグ駅でおり、徒歩10分で会場に行きます。
裏ワザ、というほどでもないですが。
パレオフェスティバルの期間中は、高速道路も、裏道も、国鉄も、私鉄も、バスも、とにかく混みます。
鉄道やバスは、夜中まで、フェスティバル用に臨時に運航するので、遅くなってもだいじょうぶです。
鉄道、バスなどの料金や時刻表は、7月に発表されます。
ボランティア
パレオフェスティバルは、およそ5000人のボランティアで運営されています。
4月末にボランティアの募集が、はじまりますが、毎年、希望者が多くて、私も娘も外れっぱなしです。
こんな楽しいフェスティバルのボランティア、一度はやってみたいな。
パレオフェスティバル開催期間:7/23(火)-7/28(日)
パレオフェスティバル公式サイト