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干し野菜おすすめ!カンタンで美味しくて便利です

ALIGRO(アリグロ)という業務スーパーで、買い出ししてきました。生鮮食品から日用品まで、お買い得なお値段ですが、業務サイズなので量が多いんです。

 

スーパーの大きなカートの上に、トイレットペーパーや肉・野菜など購入した商品がたくさんのっている

 

ちょっと買いすぎましたね。今日は、とてもきれいなミックスきのこや、ニンジン、キャベツなど、野菜もたくさん買ったので、干しきのこや干し野菜を作ろうと思います。

 

干し野菜ってどんなモノでしょうか?

 

みんなが食べたことがある干した食材

干ししいたけは、干した食材の代表かな。旨味が増して、和食のお出汁には欠かせません。

 

たくあんは、干した大根をぬか漬けにしたものです。かんだ時に、生の大根とはちがう歯ごたえがありますよね。あの歯ごたえは、干したからなんです。

 

干しイモは、さつまいもを蒸して、そのあとで干してあります。ねっとりした粘りがあって甘くて、素朴で自然な健康なおやつですね。

 

今日、ご紹介する干し野菜は、もっとずっとカンタンなものですよ。

 

干すと旨味がギュッ

野菜もきのこも干すと、水分が抜けて、旨味と栄養が凝縮されるので、美味しくなるんです!

 

きのこには、骨をじょうぶにするために必要なビタミンDが多く含まれていますが、その中でも、しいたけは、お日様にあてると、ビタミンDに変化するエルゴステリンという成分が、特に多いんです。干ししいたけでも、生のしいたけでも、調理する前に少しの時間でもお日様にあてて、ビタミンDをふやしていただきましょう!

 

カンタン干し野菜のつくり方

長く保存したければ、完全に乾燥させないといけないのですが、私は、ほとんどの野菜は、短めに乾燥させて、半生で調理するか、干してかさが減ったものを冷凍して保存します。

きのこ

きのこは、水洗いすると、旨味成分がとれてしまいます。汚れていたら、キッチンペーパーでやさしくふきとりましょう。それから、石づきをとります。

 

しいたけは、お味噌汁や中華料理に使いやすいように、3枚か4枚に切りました。

しめじは、ばらばらにします。

 

ざるなどに広げて、日のあたる風通しの良いところに置きます。

私は、つりさげるタイプの干物用の干し網を使っています↓

干し網の中が三段に分かれていて、各段にいろいろな種類のきのこがきれいに並べて干されている

ダブルファスナーで口が広く開くので、食材の出し入れがしやすいんです。

 

その日の気温・湿度で、違ってきますが、1日干すと、水分がとんで、かさが減って、でもまだしっとりしています。私は、1日干したものは、3,4日中に使いきる分は、タッパーに入れて冷蔵庫に保存し、残りは、ジップロックに入れて冷凍しておきます。

 

3~4日かけて、かさかさに乾燥するまで干したものは、タッパーやびんに入れて、常温で保存できます。水につけて戻すと、とても良い出汁がでるので、お味噌汁や煮物、鍋物に使います。

 

大根・ニンジン

大根は、煮物用に、3センチの厚さに輪切りにして、皮を厚め(3ミリぐらい)にむきます。輪切りの大根は、1日干してそのまま煮物にするか、ジップロックに入れて冷凍します。煮汁がしみこみやすくなっているので、やわらかく、おいしく煮えます。

 

皮は、5ミリ幅にきざんで、半日干して水分をとばしてから、きんぴらにすると歯ごたえがあって美味しいです。味噌汁の具にするなら、1センチ幅に切って、1日以上干してから、タッパーに入れて、冷蔵庫に保存して3~4日で使いきるか、ジップロックに入れて冷凍庫で保存します。

 

ニンジンも、大根と同じようにしますが、我が家で一番好評なのは、半日干したニンジンのきんぴらです。

 

ニンジンは、ななめに5ミリ幅に輪切りにし、輪切りにしたものを7ミリ幅の棒状に切ります。かなり太めです。網の上にのせて、半日干したものが下↓の写真です。

7ミリ幅に切ったニンジンが、トレイにのせたステンレスの網の上に干してある

水分が抜けて、端のほうが、少し丸くなっているのがわかりますか?これを、きんぴらにすると、ちょっとたくあんのような、歯ごたえのあるきんぴらになります。細いきんぴらとは違う美味しさがあります。ぜひ試してくださいね。

しょうが

きれいに洗ったものを、薄切りにしてざるなどに干します。1日干したものは、タッパーに入れて、冷蔵庫に保存して、3、4日中に使いきるか、ジップロックに入れて、冷凍しておいて汁物、煮物の味付けに使います。

 

干したものは、かたくなるので、冷ややっこの薬味などに使うしょうがは、干さないで、使いやすい大きさに切って、そのまま冷凍しておいて、使うとき、取り出して凍ったまますりおろせば、薬味になります。

 

我が家では、体をあたためる食べ物として、生や干したものを一年中たくさん食べます。何日もかけて、カラカラに干して、ミキサー(ブレンダー)で粉にして保存します。生姜湯にもしますが、お味噌汁にそのまま入れたり、中華料理の味付けに使ったり、だいたい毎日、粉を大さじ半分ぐらい使います。

 

薄切りにしたしょうがを干してカラカラにしたものがトレイの上にならんでいる

粉にするには、まだ、もう少し干したほうが良さそうですね。

 

キャベツ・白菜

キャベツや白菜は、一枚ずつはがして、洗って水分をふきとってから干します。半日干せば、水分がなくなってしんなりするので、きざんで炒め物にすると、水分がでないので、味付けがうすくならないので良いですよ。

 

白菜は、鍋ものでたくさん使うときは、半分にきって、切り口に日があたるようにして、干します。かさが減って煮えやすくなります。

 

くだものや魚も干してみたい

私は、干し野菜のビギナーなので、うちで良く使う野菜ぐらいしか、まだ干したことがありません。リンゴを干したら、デザートやお菓子作りに使えるかな、とか、お魚も軽く塩をして干したものを焼いたら美味しいだろうな、とか、考えると楽しくなります。いろいろ工夫すると良いでしょうね。

 

干し野菜はだれでも作れてお手軽 

干し野菜は、野菜を乾燥させるので、旨味がぎゅっと濃くなって美味しくなります。安売りで、たくさん買ってしまった野菜を干して、カサをへらして、冷凍庫に保存しておいたり、煮物であまった大根の皮だけ、干しておいて、翌日のお味噌汁の具に使ったら、食材がムダになりません。

 

干したきのこや野菜は、冷蔵庫や冷凍庫から、さっと出して料理に使えば、時短にもなります。

 

下の干し網は、我が家で使っているものです。ポリエチレン製なので、丸洗いできて、すぐ乾きます。網が細かいのでハエなども、防げます。3段なので何種類かの野菜を同時に干すことができます。使わないときは、平らにたたんで片付けることができるのでジャマになりません。

 

 

 

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