全仏オープン間近!スイスの至宝、ロジャー・フェデラーを熱烈応援中
観光大使って時々、耳にしますね。市町村にゆかりのある有名人に、〇〇市の観光大使になってもらいました~!とたすきをかけた写真をよくみかけます。
スイスに、もし観光大使がいるとしたら、それは、ハイジとテニスのトッププレイヤーのロジャー・フェデラーです!
来週からはじまる、全仏オープンテニスにフェデラーは参戦します。もし、まだフェデラーのプレイを見たことがない人は、ぜひ一度、テニス史上に残る名プレイヤーの試合をご覧ください。
史上最高のテニスプレーヤー
2018年世界で7番目に稼いだプロスポーツプレイヤー
2018年の試合の賞金と広告収入をあわせて、およぞ85億円。
38歳にして世界ランク3位の、フェデラーは、テニス界の記録という記録を塗り替えてきたテニス界のスーパースターです。
記録が多すぎて全部はムリなのでごく一部抜粋
- 310週間連続で、世界ランク1位の記録
- グランドスラム(全豪オープン6回、全仏オープン1回、ウインブルドン8回、全米オープン5回)20勝
- 2014年、国対抗のデイヴィスカップでスイスチームをひきいて優勝
- 北京オリンピック、ダブルスで金メダル、ロンドンオリンピックでは、シングルスで銀メダル。
- 今年2019年には、ツアー通算101勝
ほか多数。
引退の危機
2016年、フェデラーは、ひざの故障で手術を受けました。そして、7月に、ウィンブルドンの準決勝で、転倒し、再度ひざを痛め、シーズン半ばで、休養に入りました。芝のコートに顔から倒れこんでしまった姿は、ショッキングでした。
スイスメディアは、引退の可能性を報道し始めました。このとき、夫と私は「フェデラーが引退するまで、残りの1試合ずつを大切に応援しよう。」と誓ったのでした。
35歳のフェデラーは、いつ引退してもおかしくない状態でした。6か月の休養後にツアー開始し、2017年の全豪オープンに参加したときは、世界ランク17位まで下がっていました。
そこで、誰もの予想を裏切って優勝!!ひざの故障と長い休養のあとだったので、優勝なんて全く期待していなかったメディアと私たち夫婦は、フェデラーのミラクルにただただ、あ然。
そして、翌年2018年2月に、テニス界史上最年長の36歳で世界ランク1位に返り咲いたのです。
フェデラーのテニス
フェデラーは、現在のテニス界で圧倒的な人気があるプレイヤーです。フェデラーのテニスは、パワーテニスではありません。解説者がたびたび使う言葉は、aéré/アエレです。空気のような、軽快な、という意味です。ムダのない動きと天才的な反射神経で、軽やかにプレイする姿に、みんな魅了されるんです。
フェデラーの魅力
フェデラーは、勝っても負けても、必要以上に騒がずとっても控え目に感情をあらわします。慎ましい態度に好感がもてるんでしょうね。双子の女の子と双子の男の子の、二組の双子のお父さんなんですよ。双子二組というのは、すごい確率だそうです。
全仏オープン観戦準備中
サイトでチケット購入
夫は、3月に、全豪オープンのチケットを買うために会社を休み、PCの前に待機してチケットオフィスのオープンを待ちました。がんばったけど、取れたのはかなり上の席です。
上のPC画面は、私たちの座席から見えるコートの様子を表したものです。今は、現地に行く前に、自分の席からのビューを確認できるんですねー。便利になったもんです。
応援は旗を持って
スイスの国旗のウチワです。裏にフェデラーの顔の写真を貼らないといけませんね。
ひどいファンでしょうか?
私たちは、2日分だけのチケットを買ったので、運がなければフェデラーの試合は見れないかもしれません。
実は、フェデラーは、全仏オープンのクレーコートが苦手で、これまで1度しか優勝していません。そんなわけで、決勝にはいかないだろう、と予想して、決勝のチケットを取ってない私たちは、ひどいファンかもしれませんね。ごめんなさい、フェデラー。
でも、錦織さんはじめ世界のトッププレイヤーが集まるので、どの試合も楽しみです。
時差はありますが、機会があったら是非、フェデラーのプレイをお楽しみくださいね。38歳なので、引退はそんなに先の話ではありません。