【きっかけ】四十肩に苦しんで筋トレをやってみる
肩が痛い!四十肩に悩まされる
ある日、高いところの物を取ろうとして腕を伸ばすと、右腕の付け根に軽い痛みがあることに気づきました。
筋肉痛かな、買い物に行ったときの荷物が重かったかな、と市販の筋肉痛用のクリームを塗っていました。
日を追って、どんどん痛みがひどくなり、右手で背中のかゆいところを掻くこともできなくなりました。
夜は、体の右側を下にして寝ると痛いので、左をむいて寝るようにしましたが、眠っている間、無意識に右に寝返りをうつたびに、痛みで目が覚める状態でした。
理学療法士の治療を受ける
痛みで右手があまり使えない上に、睡眠不足でふらふらになった私は、かかりつけ医の内科の先生に相談して、理学療法士の先生の治療を受けることにしました。
女性の先生だったので、話がしやすく、上着を脱いで触診してもらうことにも抵抗がなく良かったです。
だいたい四十肩ってどんなものなのでしょうか?
一般的な症状
- 肩が急に痛くなる
- 肩や腕を動かすと痛い
- 寝返りで肩に体重がかかると痛い
- じっとしていても痛みがある
原因は主に加齢によるもので、肩のまわりの筋肉・腱・関節などに炎症が起きる
『年のせいならどうしようもない』と、ガックリしてしまいました。
私:先生、なんとかなりませんか?
時間はかかるが、痛みを軽くすることはできる
私の場合、
- 運動不足で肩の周囲の筋肉が弱っていて肩の腱に負担がかかっている
- 姿勢が悪く背中が丸くなっていて肩の筋肉が固まっている
という状態でした。
私の四十肩を治すには、
- ストレッチなどで肩周辺の筋肉をほぐす
- 姿勢を正しくする
- 筋力をつける
ということが必要とのことでした。
先生:まずは3か月通ってください
私:3か月は長すぎます。
注射とか薬とか、手っ取り早く治す方法はないんでしょうか?
先生:注射や薬で痛みを抑えることはできても、一時的なものです。
痛みの状態を見ながら、少しずつ肩まわりをほぐして、筋力をつけていくので時間が、かかりますよ。
治療は、1回60分を週2回
- クリームをつけてマッサージで患部を温める
- ゆっくりと腕を動かす
- 軽いストレッチや筋トレを行う
- 宿題:次の受診日までに、自宅でやってくる筋トレメニュー
という内容でした。
筋トレなんてやりたくない!
筋トレなんてやりたくない!
というのが私の最初のリアクションでした。
子どもの頃から運動が苦手で、体育の授業は大キライ。高校時代は、体育の授業を仮病でずる休みし過ぎて、卒業が危うくなったほどでした。
大学時代は一人暮らしで食生活が乱れ、身長158cmで体重は65キロ超。
完全におデブ。就職活動のために、必死でダイエットして10キロ減らして50キロまで落としました。
バブリーな時代は、皆と同じようにタイトなミニスカートをはくために、なんとか48キロ~50キロを維持しました。
20代後半に結婚。夫が、『うちにいるときぐらいは、トレーナーでのんびりしようよ。』と言ってくれたのを良いことに、私はすっかりリラックス。
体重は、55キロ前後で安定したまま、ダイエットとも運動とも縁のない生活をおくっていました。
こんな私が筋トレ!?
『治らなくて良いんですかっ!』と先生に叱られ、家族に励まされ、毎日なんとか宿題をクリア。
3か月の治療が終わるころには、痛みはほとんどなくなっていました。
先生:痛みがおさまっているので、しばらく様子を見ましょう。
筋トレは続けてくださいね。
でも、運動嫌いの私は、もちろん、筋トレなんて続けられなかったのです。
そして、四十肩の痛みは、またじわじわと戻ってきたのでした。
一年後、理学療法士の先生のところに再診し、反省して筋トレに励む話は次回に続きます!
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