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【筋トレ効果】四十肩を克服!筋トレで治りました

四十肩って本当につらいですね。物を持つのも痛いし、腕を上げて高いところの物をとるときも、思わず、あいたたってなりますね。私は、湿布を貼ったり、クリームを塗ったりしてみましたが、その時少し痛みが軽くなる程度の効果しかありませんでした。

 

そこで理学療法士の先生を受診して、まず炎症を治してから、筋トレで少しずつ四十肩を治しました。 私と同じタイプの四十肩なら、きっと治るはずですから、参考にしてくださいね。

 

 

 

まずは、お医者さんに相談しましょう!

 四十肩は、一般的に、加齢が原因で肩のまわりの筋肉、腱などに炎症をおこしたもの、と考えられています。

 

しかし、肩が痛い、といっても、いろいろな原因が考えられます。

 

打撲による痛みだったり、中には、肩と肩甲骨をつなぐ腱板が切れている、という場合もあるそうです。そうなると、全く違う治療が必要になります。

 

症状から自己判断しないで、整形外科を受診して適切な診断をしてもらいましょう!

  

四十肩の痛みが再発する

 【きっかけ】四十肩に苦しんで筋トレをやってみる - 健康おたくのスイス生活

という記事に書いたように、私は、理学療法士の先生のところに、週2回、3か月間通院し、四十肩のつらい痛みから解放されました。

 

しか-し、『筋トレを続けてくださいね!』という先生の言葉を守らなかった私。

 

1年もたたないうちに、また、同じ右肩が痛みはじめたのです。

 

でも、病院には行きたくない、とぐずぐず。

 

半年近くたって、やっぱり何をするにも痛くてガマンできず、先生のところを、ふたたび受診しました。最初からさっさと行けば良いのに(笑)

  

理学療法士の先生の治療

 今回も、前年同様の治療内容で、3か月通院することになりました。

 

治療は、1回60分を週2回

  1. クリームをつけてマッサージで患部を温める
  2. ゆっくりと腕を動かす
  3. 軽いストレッチや筋トレを行う
  4. 宿題:次の受診日までに、自宅でやってくる筋トレメニュー

 

宿題の筋トレ

 1.ウオーミングアップ 

  • 肩のまわりをやさしくなでる
  • 市販のボディクリームなどを塗って温めるようにマッサージしても良い
  • 肩の筋肉をほぐすように腕をゆっくり動かす

 

 2.かべ腕立てふせ

  • 壁にむかって立つ
  • 腕をのばして手のひらを壁について、体が壁に平行になる位置に立つ
  • ゆっくり腕をまげて壁にむかって腕立てふせをする

 

ベージュの帽子をかぶった女性が壁に向かって立ち両手を壁につけている

壁に向かって立ちます。

ベージュの帽子をかぶった女性が壁に向かって立ち腕をまげて腕立て伏せをしている

腕を曲げ、壁に向かって体重をかけていきます。

 


深く曲げるほど、肩に負荷がかかるので、自分の肩の痛みと相談しましょう。

 

回数は、最初は1回から!

 

痛いのを無理にやるのは、逆効果で炎症がひどくなる場合もあります。

  

痛みが軽くなってきたら負荷をかけていく

 1か月ほどで、痛みが、ほとんどなくなってきました。

 

先生の助言で、自宅での筋トレの負荷を少しずつ増やすために、次のような腕立てふせをやってみることになりました。

 

 1.ひざつき腕立てふせ

 ひざをつくと、下半身を支える必要がないので、普通の腕立て伏せよりかなり楽です。

 

ヨガマットの上でヒザをついた女性が腕立て伏せをしている


ひざの角度で負荷が変わります。

 

ひざを床にまっすぐ(垂直)にすると、一番楽です。

 

上の写真では、ひざをのばしているので、肩への負荷が高くなっています。

 

最初は1回からはじめてました。自分の肩の痛み具合によって、回数を調整しました。

 

ひざが痛くならないように、ひざの下にマットやタオルを敷いてやります。

 

2.普通の腕立てふせ

ひざつき腕立てふせが、つらくなくなってきたので、普通の腕立てふせにレベルアップしてみました。

 

しかし、日頃から、運動ギライな私は、普通の腕立てふせは、きつかったので、ひざつき腕立てふせにもどして、回数をふやすだけにしました(笑)

 

予防!四十肩にならないために

理学療法士の先生から、日常の生活の中で、気をつけることを指導されました。

 

ショルダーバッグを使わない

肩の一方にかけるので、姿勢が不自然になりやすい

同じ肩ばかりにかけると負担がかかる

 

肩にショルダーバッグをかけた女性の後ろ姿。背中が丸くなっている。


私は、利き腕の右肩にばかり、ショルダーバッグをかけていました。

 

なで肩なので、ショルダーバッグが落ちないように、自然に肩があがってしまいます。

 

まっすぐ立っても、右肩が上がった状態で、体がゆがんでしまっていました。

 

 

リュックを使う 

リュックは、両肩を使うので、体が片側にゆがむことがありません。

重さが、両肩に分散されるので、肩への負担が軽くなります。

 

リュックを背おった女性の後ろ姿。背中がまっすぐになっている。


最近は、リュックの種類がすごく増えて、ばりばりのビジネスウーマンから学生さんまで、ステキなリュックでおしゃれに決めていらっしゃいますよね。

 

私は、町でリュックのステキな方を見ると、近くに寄って、リュックのマークをみて、ブランドを調べて、買ったりしました。

 

この頃は、お気に入りのリュックで出かけることがほとんどです。

  

ショルダーバッグのときは、背中を、ピンとのばすことを意識して、ショーウィンドウに映る自分の姿を確認するようにしています。 

 

筋トレは楽しい!かも?

ひとから見たら、『筋トレ』と呼べないほど、カンタンなひざ腕立てふせ。でも、毎日つづけていくと、肩の痛みが少しずつ消えていきました。

 

前年の1回めの治療のときも、通院と自宅での筋トレで、痛みがなくなったのですが、

今回の治療で、しみじみ、筋トレの効果を感じました。

 

いつの間にか、高校生のころからの持病(!)の肩こりも軽くなっていました。筋トレをすることで、血行が良くなり、筋肉がついて疲れにくくなったのだと思います。

 

筋トレってすごいな、運動って大事なんだな、よーしっとなんだか、どこかのスイッチが入り、朝のラジオ体操も始めました。

 

アスリートのような体形になりたいって夢ですか?

 私の20代のベスト体重は、48キロです。

 

それも、食べないダイエットで、無理やりの体重だったので、体には筋肉がなく、決して美しい体形とは言えませんでした。

 

一番のコンプレックスは、太ももでした。

太いのです。ヒップ部分より、太ももが太いのです。

 

中学の家庭科で、パジャマをつくりました。出来上がったパンツが、太ももでひっかかってしまい、はくことが出来ませんでした(泣)

 

スカートやパンツの試着で、いつも太ももが入らなくて、あきらめなくてはいけませんでした。

 

結婚して、中年になって、55キロに安定して、『もう、このままで良いや』と、完全に努力を放棄していました。

 

でも、本当は、スレンダーな筋肉質な下半身は、あこがれでした。

マラソン選手のような下半身が欲しい!!!

 

もしかして、もしかして、筋トレで四十肩だけでなく、太もももなんとかなる、かも???!!!

 

 そんな夢をみてしまった私は、筋トレにはまっていくのでした。