健康おたくのスイス生活

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【やってみました】糖質制限ダイエットと筋トレ

50歳になって、今さら、ダイエットやら筋トレやら、やってみてどうするって思ってみたり、ホントに効果あるのかな、って不安になったりしながら、やってみました。

 

結果は、体重55キロ⇒48キロ。服のサイズはL⇒S。になりました。

 

 

まずは現実をみつめる

太った水着の女性が体重計の上にしゃがみこんで恥ずかしそうなびっくりした表情をしている。


158センチ・55キロ

好きなもの: パン・ポテトチップス・チョコレート・甘いもの全般

きらいなもの:運動全般

 

炭水化物が大好きで、一人ですませるお昼ごはんは、パンとかカップめん。

テレビをみるときは、ポテチとチョコの塩甘セット。

 

今以上に太らないように、ときどき、食事制限で体重維持。

 

運動がきらいで、小太りで、筋肉がない。

健康状態は、まあまあ良好。

血圧は低め。コレステロール高め。

 

それが、何年か前の私でした。

 

理想のモデル

実は、身近にあこがれのひとたちがいます。

 

同じマンションの2階のご夫婦です。

 

80歳のご主人は、若いころから、マラソン大会の常連。

いまだ現役ランナー、 なので、ローカルの新聞に取り上げられるほど。

 

70代の奥さんは、毎朝ノルディックウォーキングをやるスポーツウーマン。

 

ふたりとも、すらりとしたアスリート体形。

会うたびに、元気いっぱい、笑顔でしゃべりかけてくれるステキなご夫婦。

 

健康で、美しく、年齢を重ねたおふたり。

 

年をとるなら、あんな感じ。

 

最初の一歩はもう踏み出していた 

【筋トレ効果】四十肩を克服! - 健康おたくのスイス生活という記事に、筋トレが好きになってきたかも、と書きました。

 

四十肩対策の、腕立てふせは、四十肩の痛みがなくなってからも、続けていました。それに、四十肩がなおってから、ラジオ体操もやり始めていました!

 

運動ギライの私にしては、結構な変わりようです。

 

目標をたてる

 実は、はずかしくて、家族に、目標はないしょでした(笑)

 

  • 体重は、48キロ。
  • 洋服のサイズは、S
  • コンプレックスの太ももを細くして、スリムジーンズをはきたい

 

 

やることを決める

運動だけでやせるには、ものすごい量の運動をしなくては、いけなくなります。ジョギング30分やっても、たった200kcalしか消費しないんです。

 

私は、運動ギライなので、糖質制限筋トレウオーキングを組み合わせることにしました。

 

糖質制限ダイエットで、体重を落とし、筋トレで筋肉をつけ、ウオーキングで体脂肪を燃焼させる作戦です。

 

糖質制限ダイエット

これが一番大変でした。食べるのが好きなんです。しかも炭水化物が大好き!

 

市販の菓子パンを買うときに、カロリーを確認したことがありますか?100円そこそこのものが、400kcal なんて普通です。菓子パン1個食べたら、それを消費するのに、2時間ウオーキングなんてことになってしまうんですよ。 

 

具体的にやったことは

1. お茶碗や皿を小さくする

 

大きなお皿に、食べ物を、きれいに盛りつけるとおしゃれです。でも、量が少なめに見えてしまいますね。小さなお皿に同じ量を盛りつけると、錯覚で多く見えるんです。

トレイの上にふたつの白い茶碗が並んでいる。どちらにも雑穀がついである。
 

 同じ量のごはんでも左のほうが、多く見えます。左の茶碗のほうが一回り小さいからです。

 

食事の量を減らしても、小さなお茶碗やお皿を使うと、実際より多くみえるので、たくさん食べたような満足感が、えられます。

 


2. 白いものを茶色いものに置き換える

 

白米や小麦粉は、精製され、食物繊維が少なくなっています。食物繊維が多いほうが、満腹感もあって、太りにくいのです。

 

白いコメは、雑穀米に変えます。

パンなら、ライ麦などの茶色のパンにします。

 


3. 砂糖の量を意識する

スプーンの上にたくさんの角砂糖がのっている。
 

せっかく大好きなごはんやパンを減らしても、砂糖を多くとったら何にもなりません。スーパーでお菓子が買いたくなったら、砂糖がどれだけ入っているかをチェックします。

 

市販のお菓子には、ビックリするほど、砂糖が入っているので、それで、頭が冷静になって、買うのをやめることができました。

 

おやつは、やめることはできないので(笑)、ナッツ、プチトマト、ゆでたブロッコリなどにしました。

 

筋トレの目標

下半身の脂肪を落として、筋肉質なアスリート体形になるために、

 

  1. エレベーターは使わない
  2. スクワットを毎日30回
  3. ウオーキングを毎日30分

 

から、はじめました。私たちの部屋は5階です。最初は、部屋まで、階段をのぼると息切れがしましたが、毎日続けていると、だんだん楽になっていきました。

 

無茶はしない

これまでの人生で、私は、学校の体育以外、ほぼ運動をしたことがありませんでした。

 

結婚したばかりのころに、『せっかくスイスに来たのだから』と、スキーにいったことがあります。

 

運動神経の悪い私は、インストラクターの先生のレッスンを受けても、ちゃんとすべれなくて、最後は、ころんだときに、スキーが変な角度で、雪にささってしまい、右ひざをいためてしまいました。

 

いためた右ひざは、寒い日に、たまに痛くなります。

 

夫は、何年か前に、半月板を損傷して、手術をしなくてはいけませんでした。手術のあとは、何週間もリハビリが必要でした。

 

私は、無理や無茶をして、体を痛めてしまわないように、あせらず少しずつやることにしました。

 

少しずつしか、できないけれど、とにかく続ければ結果は出るでしょう。

もう若くないから、あきらめたら、もう次はがんばれないかもしれない。だから、とにかくあきらめないで、続けよう。

 

 

体重が減りはじめると楽しくなる

体重は、一日に何回もはかりました。減るとうれしくて、がんばれるし、『何か食べたい』と思ったら、体重をはかって、『やっぱり食べないでおこう』と思ったり、『今日は筋トレやめようかな』と思ったら、また体重をはかって、モチベーションを上げる、毎日でした。

 

軽いダイエットと筋トレですが、1か月もすると、体重が減り始めました。もっと減らしたくて、晩ごはんはおかずだけ、ということもやってみました。

 

糖質制限ダイエットは、効果があります。糖質をとらないと確実に体重が減ります。

 

でも、極端に減らすと、疲れやすくなったり、ストレスがたまって、パンやお菓子を食べてしまって、リバウンドしたりしました。極端なことは、しないほうが良いですね。

 

ウオーキングは、1時間歩くようになりました。歩いていると、いやなことを忘れちゃうんですよね。季節の変化にも気づくし、歩くのが大好きになりました。

 

筋トレも、下半身にきく!というエクササイズを、いろいろ試して、種類をすこしずつ増やしました。一番上の写真のように、道具も増えていきました。

 

筋トレを続けて食べることもたのしむ

筋トレ用のバーベルなど道具が床においてある。


目標をクリアするまでは、1年かかりました。

 

途中、油断して食べすぎて、リバウンドしたりしましたが、少しずつでも、目標に近づいていくのが、楽しかったです。

 

今も、毎日できるだけ、筋トレ・ウオーキングは、続けています。

 

食事は、極端な糖質制限は、もうやっていません。

 

ただ、食べるものには、気をつけてるようになり、雑穀や野菜をたくさん食べたり、筋肉の維持のために、たんぱく質もしっかりとるようにしています。

 

大好きなパンやお菓子は、一時、完全にやめていました。少しだけ食べてやめる、ということができなかったんですよね。食べ物を前にすると意志が弱くなって、食べてしまうから、完全に絶つ、ほうが楽だったからです。

 

でも、今は、ちょっと食べすぎても、なんとかなるかな、と考えて、パンやお菓子も食べています。特に、筋トレやウオーキングのあとは、自分へのごほうびのおやつも楽しみなんです!

 

 

筋肉が増えれば代謝が良くなって太りにくくなる

 

ダイエットばかりだと、やせてしまって、筋肉まで落ちてしまいます。筋肉が減ると代謝が悪くなって、やせにくくなります

 

筋トレを続けて、筋肉がつくと、代謝が良くなって、少しぐらい食べ過ぎて体重が増えても、そのあとで、通常の食事量に戻せば、特別がんばらなくても体重はすぐ減ります。

 

ホントですよ!

 

筋トレが大事なのは、筋肉が増えると、ダイエットが楽になるからなんです。

 

成功体験が自信になる

 

50代でも、苦手な運動をつづけて、きちんとやせて、アスリートな体形になれたことは、大きな自信になりました。

 

これからも、楽しんで、筋トレとウオーキングを続けていきます。